明誠学院高等学校 *
*
* 学校紹介へ * 受験生の皆様へ * スクールライフへ * トップページへ *
*
*
*
* *
*

明誠学院高等学校10周年・学校法人創立80周年


記念式でさらなる発展誓う

11月13日、本学園創立の精神を再認識し、さらなる発展を誓うため、「学校法人真備学園創立80周年 明誠学院高等学校10周年記念式」が岡山シンフォニーホールで厳粛に執り行われました。
本校は、1997年(平成9年)4月、前身の岡山県真備高等学校から明誠学院高等学校に校名を変更し今年で10年目を迎えました。また、本校を運営する学校法人真備学園は、1925年(大正14年)の創立から80年の歴史を刻んでまいりました。
本学園の創立は、岡山県連合婦人会の方々の「高等女学校の充実を」という熱い思いから実現し、地元の多くの皆様方に支えられながら私立高等学校としての役割を担ってまいりました。地域とともに歩むという本学園の基本姿勢は、男女共学となった明誠学院高等学校にも脈々と受け継がれています。
式には230人あまりの各界のご来賓をはじめ、全校生徒、教職員合わせて1700人余りが集いました。式典では本校の発展に尽力された方々に感謝状を贈るなど80年の歴史を振り返ったあと、記念行事として、めざましい活躍をした全国トップレベルの吹奏楽部、創部2年目で西日本チアリーディング選手権大会エキシビジョンで奨励賞を受賞したチアリーディング部、NHK杯全国放送コンテストで準優勝した放送部の記念演技が次々と披露されると、会場は賞賛の渦に包まれ、厳粛な中にも和やかな雰囲気の内に会は終了しました。

 
 
 
学校法人真備学園創立80周年・明誠学院高等学校十周年記念式辞 
式辞を申し述べるに際し、まず始めに本日ご多用の中ご臨席を賜りましたご来賓の皆様方に対しまして学校を代表いたしまして心よりお礼申し上げます。誠にありがとうございます。皆様方のお力添え、励ましのもと、ここに学校法人真備学園創立八十周年、明誠学院高等学校十周年記念式典を迎えることができましたことを千六百名の生徒・教職員と共に喜び合いたいと思います。
 さて、八十年の歴史を振り返るに当たって何をおいても忘れてはならないことがございます。それは本校の誕生が地域の人々の教育に懸ける熱意と学校建設に対する善意があって初めて可能となったことです。 
 本校が岡山連合婦人会の42名の女性を中心に大勢の方々の努力によって、岡山県真備高等女学校として誕生したのは今から八十年前の大正十四年のことでした。当時の岡山連合婦人会は、婦人運動団体として、女性の地位向上、自立をはかるためには学校教育が欠かすことのできないものと考えていました。この年は普通選挙法が公示された年ですが、選挙権を与えられたのは二十五歳以上の男子に限られ、女性の参政権は認めらない、そのような時代でした。
 さかのぼる一年前の大正十三年、高等学校建設連盟が組織され資金を集める運動が始まりました。資金集めには大変な苦労があり、婦人会の幹事は、一口一円の募金をしていただくために、寝食を忘れ足を棒にして走り回られたと聞いています。この時、岡山市出身で大阪で活躍されていた現理事長の祖父に当たられる八代裕太郎、そのご令弟麻三郎の両氏から校舎建設資金として十万円の寄付金の申し込みを受けました。十万円という額は現在では十数億円という大金であります。また、学校用地についても、津島西坂の地元の方々のご尽力で陸軍岡山師団の用地を払い下げてもらうことができました。
 このようにして大正十四年四月十日、岡山県真備高等女学校は五年制の高等学校として青空のもと入学式が行われました。しかしながら、数年にして昭和恐慌に見舞われ、生徒募集さえ困難な時期、初代理事長兼校長の西森元先生は学級編成においては入学時の学力に応じた習熟度別学級を、自治活動では整備衛生係による校内整理美化、またボランティアの先駆けともなる社会方面への奉仕の実を挙げられ、さらに家庭の連携においては毎年担任は必ず家庭訪問を実施するなど現在でも脈々と引き継がれている本校の伝統の礎を築かれ、苦境を突破されました。
 このようにして、創立以来本校では女性の社会的地位の向上という目標のもと、先輩たちが、尾上柴舟作詞による真備学園校歌二番にも歌われておりますように「半田山木々の繁葉の映ろひて窓かけ青し瀬戸の海波吹く風の通ひつつ文机清し」と清々しく恵まれた環境において「愛深き師のみことばを思ふどち堅く守りて身の力学びの力とく増さむ」と続く校歌三番にありますように体を鍛え、勉学に励み、さらに四番「抱きもつ心のま玉朝夕にみがきみがきて」と自らの精神を鍛えて社会に巣立って参りました。
 そして戦後五十年を経て、七十周年を機に、社会の変化に対応するべく大きな改革が進められました。男女共同参画の流れの中で新しい時代に応えるため、又、時代をリードする役目を果たすべく、「行動力・創造力・国際性」の新しいスクールコンセプトを掲げ、生徒、保護者に目を向け、生徒を育てることを第一に考え、地域社会、国際社会に貢献できる学校づくりを目指しての取り組みに着手したのです。それに先立ち、現理事長は「国際的」とは一 様々な場面に遭遇したとき、その環境を冷静に見る『目』を持つ  二 相手の言うことを理解できる『耳』を持つ 三 自分の意見を率直に話せる『言葉』を持つことであると明言いたしました。これこそは国際理解教育の先駆けの宣言でありその後の本校の方向性を規定するものでした。
 このような流れの中で平成九年四月男女共学とし、校名を明誠学院高等学校と変更し、新しいコース、新しい制服で新しい学校としてスタートすることにしました。
 その後、平成十六年度には情報社会の要請に応えるため、又、変化する社会をリードするため、新情報コースを新設しました。
 平成十七年度には進学の中では最も難しい医学部、歯学部、薬学部合格を目指す特別進学コースV類、国公立難関私大を目指すU類と福祉社会に貢献する人材を送り出す社会福祉コースを新設し、進学総合コース、特別芸術コースと共に5コース体制を確立致しました。同時に「明誠学院高等学校けやきの森総合グランド」が完成し、本校が創立以来持ち続けてきた大きな夢である文武両道を目指した取り組みもはじまりました。
 そして、本年が明誠学院高等学校十年目となります。次の新しい歴史の始まりです。時代はめまぐるしく変化していきます。いや変化の連続こそが歴史だといってもよいのではないしょうか。その変化に対応し、しかもその中で自らを失わず夢を追い求め続けて参りたいと思います。
 現在本校はまだまだ発展途上ではありますが、皆様から寄せられた激励を導きの言葉とし、お力添えに背中を押されながら、生徒一人ひとりの夢に応えるため、高い頂きを目指して登り続けて参ります。頂きから見える景色がそのときどのようなものであるか、時代は、社会はどのように変わっているのか定かではありませんが、しっかりと見届けたいと思っております。
 頂きに続く道は霧に包まれ、時代は困難を極めております。であるからこそ本校を巣立つ生徒一人ひとりの自己実現がより多くの人の幸せにつながり、ひいては社会の発展と人類の幸福に少しでも寄与することにより、灯りを点すものであることを祈らずにはいられません。そのために本校教職員は「熱意だけはどこにも負けない」、明誠学院高等学校は生徒の「夢の最短距離」であることを目指してこれからも歩み続けることをお誓い申し上げまして結びの言葉とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。    
平成十八年十一月十三日
                  
*
学校案内 | 受験生の皆様へ | スクールライフお知らせ 教員紹介 教員採用校友会サイトマップ
*
≪お問合せ≫ 明誠学院高等学校 〒700-0086 岡山市北区津島西坂3丁目5-1 TEL086-252-5247
Copyright 2005 meisei All Rights Reserved.