特別進学コースⅢ類2年生を対象に夏期進学補習を行いました。
8月26日(火)の物理の授業ではペットボトルロケットを作成し、グラウンドで発射する実験を行いました。
生徒たちは、自分達で作ったペットボトルロケットに空気を入れて、打ち上げました。打ち上げに成功した生徒たちは喜びを感じつつも、すぐに改善点について議論を始め、ロケットの飛距離を更に長くするために、発射角度やペットボトルに入れる水の量、かける圧力といった条件を変えて何度もロケットを発射していました。
生徒たちはこの実験を通して、圧力や力積分野への理解が深まったとともに、物理の問題にほとんど登場しない、風向きや空気抵抗といった現実の物理現象の存在を再認識し、実験の重要性を感じていました。
(生徒コメント)
黒川 小百合さん(2年・岡山市立吉備中出身)
「ロケットを実際に飛ばしてみると、なかなか思い通りにいきませんでした。圧力の調整をしたり、ハネのとりつけを工夫したりすることで、より遠くまで飛ばすことができました。実際に遠く飛ばすために試行錯誤したことで、現実的な運動を考える貴重な経験になりました。」