11月4日(火)、保育・福祉コースおよび進学総合コースの生徒を対象に、「認知症サポーター養成講座」を実施しました。
認知症キャラバン・メイト吉田和彦様を講師としてお招きし、認知症に関する正しい知識や、地域や日常生活の中での関わり方についてお話を伺いました。
日本では「人生100年時代」と言われるほど長寿社会が進む中で、認知症や高次脳機能障害などへの理解と支援の重要性が高まっています。認知症サポーター養成講座を受けた人には認知症を正しく理解し、認知症の人や家族を温かく見守る応援者になってもらい、そのうえで、自分のできる範囲で活動をしていくことが期待されています。
今回の講座を通して、生徒たちは「もし自分が町中やコンビニで認知症の方と出会ったら、どう行動すればよいか」や「当事者はどのような気持ちになるのか」を真剣に考える姿を見せていました。
また、将来自分や家族にも起こりうることとして、認知症を身近な課題として捉え、学びを深めるきっかけにもなりました。今回の体験が、生徒一人ひとりの進路選択や将来の生き方を考える糧となり、社会全体に「思いやりの輪」が広がることを願っています。





