明誠学院高等学校

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2025.11.15お知らせ

2年生 新情報コースの生徒がおかやまテクノロジー展の見学に行きました。

11月13日(木)、新情報コース2年生の生徒たちが、コンベックス岡山で開催された「おかやまテクノロジー展(OTEX)2025」へ見学に行きました。教室での学びを飛び出し、岡山県の「ものづくり」の最前線を体感し、将来のキャリアへの見識を深める貴重な機会となりました。

会場には、岡山を支える数多くの機械系ものづくり企業が出展しており、生徒たちは教科書やモニター越しでは得られない、「生きた技術」を肌で感じることができました。

展示ブースでは、AI画像認識による工場の「見える化」システムや、IoTを活用した生産管理システムなど、まさに授業で学んでいる「情報技術」が、製造現場の効率化や品質向上に直結している事例を間近で見学しました。

協働ロボットシステムや高性能な工作機械(CNC旋盤、マシニングセンタなど)のデモンストレーションでは、複雑な部品が正確に加工されていく様子を見て、「この機械を動かしているのは、自分たちが学んでいるプログラミングや制御の技術なんだ」と、学びと現実世界との繋がりを強く実感したようです。生徒たちは、自動車や産業用機械に使われる精密な部品、軽量で高強度の新素材など、普段は目にすることのない「ものづくり」の根幹に触れ、その一つひとつに高度な技術と工夫が凝らされていることを学びました。

また、単に製品を見るだけでなく、実際に開発や製造に携わっている企業の担当者の方々から、直接お話を伺うこともできました。
「どうしてこの技術を開発したのか?」
「仕事で一番やりがいを感じるのはどんな時か?」
といった質問を通して、技術への情熱や、社会の課題を解決しようとするプロの姿勢に触れることができました。特に、情報システムの導入や、DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進している企業の事例からは、「情報」と「ものづくり」の境界線がなくなりつつある現代の働き方を肌で感じ取ることができました。

今回のOTEXの見学は、生徒たちにとって、進路選択を考える上での大きなインスピレーションとなりました。「情報処理やプログラミングの知識は、IT企業だけでなく、製造業の生産現場でも必須のスキルになっていることが分かった。」や、「教科書の中の情報が、実際に社会で人々の仕事や生活を支えていることを実感できた。将来は、この学びを活かして、地域の『ものづくり』に貢献したい。」など、この経験を通じて、生徒たちは、自分たちが今学んでいる情報技術が、将来どんな業界に進むにしても、社会の未来を形作るための強力なツールであることを確かめられました。

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