11月18日(火)から20日(木)までの3日間の日程で、玉野市立荘内中学校の生徒3名が明誠学院高等学校の職場体験を行っています。
体験は、職員室での丁寧な挨拶から始まりました。生徒たちは緊張しつつも、これから始まる活動への意欲を伝えてくれました。
活動では、各部署で具体的な業務を見学・体験しました。総務部(図書室)では、本棚の整理や赤本の禁帯出のシール貼り業務を行い、学習環境を維持するための地道な作業の重要性を実感しました。進路指導部では、高校生の進路選択に関する話を聞き、進路指導が持つ大きな役割と、生徒一人ひとりの将来をサポートする体制について理解を深めました。また、購買部では内部を見学し、日々の商品の仕入れや在庫管理といった、生徒生活を物質的に支える運営体制について説明を受けました。
昼食後は、デスクワークで学校を支える事務室で、業務を見学・体験することで、学校の事務処理の流れや、縁の下の力持ちとしての役割を把握しました。1日目最後の体験は広報部での活動でした。生徒たちは、明誠学院高等学校が実際に使用している新聞や学校案内などの広報ツールを確認しました。その後、「これらのツールをより良いものにするにはどうすれば良いか」というテーマで意見交換を実施し、中学生の視点から、ターゲット層に響くデザインや、学校生活のリアルな雰囲気を伝えるコンテンツの拡充といった、具体的な改善点やアイデアをまとめました。今日、一日の体験は2日目の最後に参加する、学校の管理職が出席する会議での発表につながります。荘内中学校の生徒たちは学校運営の多様な側面を知るとともに、受け身ではなく主体的に学校の未来を考える意識を高めてくれました。
初めての環境にもかかわらず、学校の幅広い業務に積極的に参加してくださった中学生の皆さん、一日お疲れ様でした。残り2日間の体験も実りあるものにしてくれることを期待しています。





