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2025.12.18お知らせ

特別進学コース 理系・生物選択の生徒たちが岡山大学の公開講座に参加しました。

特別進学コース 理系・生物選択の生徒たちが岡山大学の公開講座に参加しました。

12月16日(火)、岡山大学で開催された公開講座に、2年生特別進学コース理系の生徒たちが参加しました。この公開講座は、地域社会への貢献の一環として、国立行政法人岡山大学の持つ専門的な知識や研究を一般の方々に広く紹介するものです。今回は、未来を担う高校生たちにとって、自身の進路や興味の幅を広げる貴重な機会となりました。

高校生たちが今回体験したのは、学術研究院異分野融合教育研究領域 (生殖補助医療技術教育研究センター)に関するプログラムです。

 プログラムはまず、岡山大学の異分野融合教育研究領域 准教授で胚培養士の井上岳人先生による講義からスタートしました。
胚培養士とは、不妊に悩む夫婦から採取した卵子と精子の受精、できた胚(受精卵)の培養、冷凍保存した後、必要に応じた解凍まで行う職業です。(採取、母胎への胚の移植は医師が行います。)
不妊の社会的・生物学的原因や、現在大学で取り組まれている生殖補助医療の研究についての説明があり、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。

 講義の後は、胚培養士体験です。実験室で、大学教員の指導のもと、顕微鏡で確認しながらヒトの胚を模した0.1ミリメートルのビーズを極小のスポイトで吸い取って移動したり、凍結保存用の器具に乗せたりしました。また、実際に胚培養士が使うマニピュレータ(ロボットアーム)の操作体験も行いました。

生徒たちは、普段の授業では触れる機会の少ない、不妊というテーマと、生殖補助医療の分野に実際に触れることで、大学での深い学びと実用性の高い研究への期待が高まったようでした。

 

 

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